2020年3月29日日曜日

桃まつりと杏満開と雪降り

川中島の駅前にあるカフェ和(なごみ)で、桃まつりと称して、桃のメニューを食べるイベントがありました。
ちょっとお手伝いさせてもらいました。
楽しい一日でした。

コロナ感染拡大を防ぐのため「不要不急の外出を避けるように」と言われます。
国民一人一人の意識が大切だと。
私にもできることなら、と思います。
だから長野能が中止になっても仕方ないと思うし、東方神起の東京ドームが当たっていたけれども延期?中止?も受け入れます。
気持ちは落ち込みましたが、感染拡大を防ぐことは必要、致し方ありません。

そして、一カ月。
わたしの友人たち、とくにお店をしている人たちは本当に大変だと言います。
送別会等のキャンセル。
自粛ムードで外食する人がいないというのです。
私のジャム屋もイベントが軒並み中止になりました。
クラフト作家で生計を立てている人は収入が途絶えています。
いつまで続くかわかりません。

突然、学校は春休みになりました。
コロナだから。
4月は新学期。
楽器が切り替わるようにコロナも収束してくれればいいな、と思いましたが、そうはなりませんでした。

このままでは気持ちがふさぐばかり。
わたしたちにできることをやろうと思いました。

イベントをやろうと思ったときに、一番に考えたのは感染源になるかもしれないという不安。
なにもしなかったら安全か?
何もしなかったら経済的に不安。
どっちにしろ不安は残るわけです。
やろう、やってから考えようと思いました。
換気、密接な接触を避ける、手洗いの励行。
できる限りのことをするしかありません。
結果、楽しい一日でした。

コロナの感染リスクは日増しに大きくなっています。
でも、じっとしていても生きてる実感がありません。
落ち込んだり、怒ってばかりじゃつまらない。
笑ったり、ドキドキしたり、うかれたり、そんなことがしたいのです。
毎日じゃなくてもいいから、そんな一日があると思えば、この先の見えない日々も頑張れる。

そんなこんなで桃まつりしました。

そして、いま、あんずの里では杏の花が満開です。
あいにく今日は季節外れの大雪に見舞われ、お客さんはだれも来ないかもしれません。
地元を盛り上げるために何ができるかを考えました。

今回は「消費」
昨日はあんず茶屋さんでおいしいうどんをいただきました。淳君はお花見ラーメンです。
工房アプリコさんのジャムを買い、長浦さんの大岡のお米や、おかきや、ブレスレットを購入しました。

買い物をするのも楽しいです。
素敵なものが手に入る喜び。
丁寧に作られたものは作った人の心が宿っていると思います。
ありがたく使わせていただこう、ありがたくいただこう、感謝しながら心があったかくなります。

わたしもそんなモノづくりをしていこうと心に決めました。
頑張ります!
長文を最後までお読みいただきありがとうございました!

2020年3月11日水曜日

お鍋を焦がしました

うっかりお鍋を焦がしました。
躍起になって磨いてますが、なかなか・・・。
重曹いれて沸かしてみたり、オキシクリーンを使ってみたり。
クレンザーでごしごしこすったり。
ガチガチの石のようでちょこっとずつしか取れません。
むかし、おばあちゃんが焦げたお鍋をおてんとうさまに当ててました。
思い出してやってみました。
すっかりきれい、というわけにはいきませんでしたが効果ありました。
あとちょっと焦げが残ってますけど、いい感じ。

イチローさんはグローブや靴のお手入れを自らがしてました。
お道具は大事にしないとね。
心をこめるってこういうことかなと思う今日この頃です。


2020年3月3日火曜日

コロナとお花とイベントと

朝も晩もニュースはコロナ。
我が家は田舎なので、ティッシュやトイレットペーパーが買える最寄りのスーパー(農協)まで車で20分。
もっと街中のホームセンターまでは30分。
バスは朝2本、午後1本、夕方2本。
トイレットペーパー、ないのです。
ご近所には1人暮らしのお年寄りもいます。
困っています。
一昨日日曜の5時半、奈良の叔母から電話がありました。
「トイレットペーパーあと1巻しかないのにどこにもない」
高齢の叔母が何軒も探し回って、困って困って、うちに電話してきたのだと思います。
慌てて我が家にある分を何巻きか送りました。
昨日今日で何人もトイレットペーパーを送る人がくるんだよ、と。
この辺りではもうトイレットペーパーないって、と。
オイルショックの時みたいだと、宅配センターのおばちゃんが言ってました。
コロナもこわい。
けど、うわさがうわさを呼んでトイレットペーパーが消えたりすることもこわい。
こわい、こわいと言ってもなのも変わりません。
先日、義母が残してくれた教本を読んでみました。
お花の本です。
あとがきにすてきな言葉を見つけました。

以下、「利休古流栄光会 いけ花の栞」より引用。

暗い社会からひとたび目を耳を心を自然に傾けた時そこに、美しい星月、清い川の流れをみて大自然の美しさを感じます。
草木の雨にも雪にもめげず、自然の恵みと障碍に打ち勝ってすくゝと成長し、時をちがえず秩序正しく花を咲かせ、実を結ばせてくれる偉大な生命力を知るとき、目に見えることばかりでなく、心のうちに訴えてくるものを感じます。
そして人と草木の間に何か互いに通ずるものゝ、和の姿を教えられます。草木の争いのない出生を見つめて、私共も与えられた生命を大切にし、常に花の美しさを心のうちに受け入れ、技術とともに和の精神に生きたいものです。そして明るい家庭の光となりましょう。

昭和37年の本です。
こんなときにこそ、お花をみてほっこりできる自分でいたいと思います。
ジャム屋は3・19のひだまりカフェというチャリティー企画に参加します。
台風19号被害への義援金になります。
千曲市役所庁舎内です。
ジャムの販売はありますが、感染予防のため試食はありません。
ハンドメイドの小物、ハーバリウムの販売があります。
ちょこっとでも「ほっこり」をお届けできるイベントになるといいなと思います。