朝も晩もニュースはコロナ。
我が家は田舎なので、ティッシュやトイレットペーパーが買える最寄りのスーパー(農協)まで車で20分。
もっと街中のホームセンターまでは30分。
バスは朝2本、午後1本、夕方2本。
トイレットペーパー、ないのです。
ご近所には1人暮らしのお年寄りもいます。
困っています。
一昨日日曜の5時半、奈良の叔母から電話がありました。
「トイレットペーパーあと1巻しかないのにどこにもない」
高齢の叔母が何軒も探し回って、困って困って、うちに電話してきたのだと思います。
慌てて我が家にある分を何巻きか送りました。
昨日今日で何人もトイレットペーパーを送る人がくるんだよ、と。
この辺りではもうトイレットペーパーないって、と。
オイルショックの時みたいだと、宅配センターのおばちゃんが言ってました。
コロナもこわい。
けど、うわさがうわさを呼んでトイレットペーパーが消えたりすることもこわい。
こわい、こわいと言ってもなのも変わりません。
先日、義母が残してくれた教本を読んでみました。
お花の本です。
あとがきにすてきな言葉を見つけました。
以下、「利休古流栄光会 いけ花の栞」より引用。
暗い社会からひとたび目を耳を心を自然に傾けた時そこに、美しい星月、清い川の流れをみて大自然の美しさを感じます。
草木の雨にも雪にもめげず、自然の恵みと障碍に打ち勝ってすくゝと成長し、時をちがえず秩序正しく花を咲かせ、実を結ばせてくれる偉大な生命力を知るとき、目に見えることばかりでなく、心のうちに訴えてくるものを感じます。
そして人と草木の間に何か互いに通ずるものゝ、和の姿を教えられます。草木の争いのない出生を見つめて、私共も与えられた生命を大切にし、常に花の美しさを心のうちに受け入れ、技術とともに和の精神に生きたいものです。そして明るい家庭の光となりましょう。
昭和37年の本です。
こんなときにこそ、お花をみてほっこりできる自分でいたいと思います。
ジャム屋は3・19のひだまりカフェというチャリティー企画に参加します。
台風19号被害への義援金になります。
千曲市役所庁舎内です。
ジャムの販売はありますが、感染予防のため試食はありません。
ハンドメイドの小物、ハーバリウムの販売があります。
ちょこっとでも「ほっこり」をお届けできるイベントになるといいなと思います。
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