スチューベン
今、葡萄棚の下はとても涼しい
葉っぱが日差しを遮ってくれるから
輝くような緑の房
たわわに実る葡萄
原産地は古代ペルシア
ブーダウという谷で葡萄は生まれたのだと
幼いころ眠りにつく前に
実家の父が語っていた
このスチューベン
森の家の庭と畑の境
亡くなった義父が木と針金で葡萄棚を作った
何十年も前のこと
義母は「近づいたら危ないよ」と言っていた棚
ある年ついに
台風でグラグラになって撤去
そして
・・・
私が支柱と針金で棚を作った
相変わらずのグラグラ加減
やっぱり
「近づいたら危ないよ」
今、この梅雨時は
鳥たちが喜んで雨宿りしている
そして色づくと鳥たちは葡萄を食べる
鳥たちにとっては楽園
でもね
明日は袋をかけさせてもらうからね
私もおいしい葡萄が食べたいからね
ほぼ無農薬のスチューベン
色がつくのは9月の予定
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